理事長 杉本 光男

 組合員の皆様、賛助会員の皆様、関係団体の皆様には日頃より大変お世話になっております。
 東京セメント建材協同組合は、大正8年2月東京壁材料商同業組合として設立以来、幾度かの改称・組織変更を経て、昭和44年組合会館を取得するとともに現在の名称となり、名実共に協同組合としての活動の基盤が確立されました。以来、組合の理念の目的に向かい事業内容の充実と組織の強化を推進し今日に至っております。日本の近代化、首都東京の発展整備とともに歩んで来られたとは言え、幾度の困難を乗り越えられたのは歴代の理事長、役員をはじめ先達の卓越した指導力とたゆまぬ努力、組合員の皆様の組合に寄せられた理解と熱意の賜物であり感謝して止まないところであります。
 当組合では、現在、教育情報事業を中心に共同購買事業、労働保険事務組合事業、損害保険代理店・共済代理所事業を行っております。
昨今の建築材料販売業界を取り巻く環境は、廃業の増加に加えて人手不足もあり厳しい状況にあります。
 現在は、左官材料、生コンクリート、エクステリア商品に関する研究会活動を部門ごとに行い、販売のために必要な知識の研鑽に努めるとともに組合員同士の情報共有化を図っております。
左官材料部門においては、平成29年に作成しました「左官材テキスト(基礎編)」をもとに建築材料アドバイザー資格試験(左官編)を、生コンクリート部門においては、平成26年に作成した「建材店のための生コンクリートテキスト」をもとに建築材料アドバイザー資格試験(生コンクリート編)を開催しております。また、組合員が生コンクリート工場を検索しやすくするために必要な項目の調査を行い、生コンクリート工場検索名簿の作成に取り組んでいるところです。エクステリア部門においては、組合員が取り扱うエクステリアのプラン、設計、見積り、材料販売、施工について研究しておりテキスト作成に向けた検討会議を行っております。
賛助会員商品の研修会も適宜開催しており、多くの組合員の皆様に参加して頂いております。
我々の業界は資格制度等の制限がなく誰もが参入できるため、建材店が大規模小売店との差別化を図るためには価格面ではなく顧客へのサービスを向上させ、小回りが利くことが必要であります。そのためには、顧客に対して適切なアドバイスができる人材の育成が重要であると考えております。
青年部では、研修会や国内、海外研修などの活動を行っております。
私共協同組合は、平成31年2月に設立100年を迎えます。今後も、基本理念である相互扶助の精神のもと組合員同士の繋がりを大切にしながら業界の発展に寄与していけたらと考えておりますので、ご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。